2020/03/13 00:31
この質問がダントツで多いので、まずはここからお話しますね。
結論から申し上げます。
誤解を恐れず言わせていただきますと、「結果的にそうなってただけ」なのです。
順を追って説明しますね。
元々のスタートは「卵アレルギーがある親戚の子に、ケーキを食べさせてあげたい」というところでした。
試行錯誤して作ったケーキをプレゼントしたら、すごく喜んでもらえたのです。
このことをきっかけに、食物アレルギーについて調べるようになりました。
ケーキを食べたくても食べられない人がいる。
「この先ずっと食べることができないんだ」と諦めていたケーキを食べることができたなら、それはどれだけ幸せなことか。
そう考えるようになったんです。
で。
調べてびっくり。
食物アレルギーのトップ3は『卵・小麦・乳製品』でした。
「まじか…」と口に出してしまいましたね。
だって、その3つはケーキを作るのに欠かせない材料ですから。
ケーキを食べられない人は想像していたよりもたくさんいるんだ、とここで初めて知りました。
さらに追い討ちをかけるように。
アレルギーを持っている人のほとんどは小さい子どもだと判明しました。
そんなことってあります?
小さい子どもたちにとってのケーキって、憧れの存在ですよ?
それなのに、誕生日もクリスマスも、ケーキを食べることができないんですよ?
この現状を放っておいてはいけない。
なんとかせねば!
ということで、「卵・小麦・乳製品を使わないでケーキを作ろう」と決意したのでした。
で、その方向で進めていくうちに、「これってよくよく考えたらグルテンフリーじゃん!」と気付いたんです。
つまり、最初に言った「結果的にそうなってただけ」というのは、「一人でも多くの人が食べられるように、卵・小麦・乳製品を使わない」という考えが先にあって、それを実行しているからこそグルテンフリーが成り立っている、ということですね。
とまあ、こんな話をすると
「グルテンフリーって詳しくは知らないんですけど…。実際のところ、何が入ってないんですか?」
という話に移っていくわけですが。
それはまた次回と言うことで。
今回はこのへんで終了です。
おそまつさまでした。